歯肉ホワイトニングの解説
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歯肉ホワイトニング
歯肉ホワイトニング
歯肉が黒ずむ最も多くの理由は、メラニン色素の沈着によるものです。皮膚が日焼けで黒くなるのは、紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素が分泌されるためですが、歯肉も同様にタバコなどの刺激から守るために、メラニン色素が作られて黒くなります。メラニン色素は歯肉の浅い部分に沈着しているため、薬品を塗布する歯肉ホワイトニングで簡単にピンク色の歯肉を取戻すことができます。
歯肉の変色について
歯肉の変色にはいくつかの原因があり、歯肉ホワイトニングで改善するものと、それ以外のものがあります。まずはお口の中の検査を受けて、ご自身の歯肉の変色の原因についてご理解ください。
- 歯肉が全体的に黒ずんでいる。
- メラニン色素の沈着によるものですので、歯肉ホワイトニングで改善することができます。
黒ずみの原因は、喫煙(受動喫煙を含む)などの刺激、歯ブラシの強すぎる摩擦、口呼吸、などがあります。
- メラニン色素の沈着によるものですので、歯肉ホワイトニングで改善することができます。
- 歯肉が部分的に赤色や赤紫色になって腫れている。
- 歯周病によるものなので、歯周病の治療が必要です。
歯肉ホワイトニングの効果について
ホワイトニングの効果には個人差がありますが、ほとんどの方は色素沈着部分が薄くなったり消失するなどの効果が見られます。ごく稀にほとんど変化のない方もいらっしゃいますし、同じ患者様であっても、歯肉の部位により異なった色の変化をすることがございます。これらの色の変化につきましては予測が出来ませんので、利点・欠点をご理解いただいた上でご判断ください。
注意いただきたいこと
- 施術ペースについて
- 複数回実施する場合は、必ず前回の実施日より1週間の間隔をあけてください。
- 虫歯について
- 虫歯があると、ホワイトニング薬液の刺激により歯に痛みが生じたり、歯の神経に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるため、事前に必ず虫歯の検査を行わせていただいております。虫歯の検査には別途費用がかかりますので、ご了承ください。
- 歯肉の変色・痛みについて
- 飲食について
歯肉ホワイトニングの流れ
約10分の時間をかけ上顎と下顎の歯肉を同時に行います。
1. 歯肉の乾燥
最初に、ホワイトニングを行う歯肉の表面を乾燥させます。
2. 麻酔
歯肉の表面が乾燥したら、麻酔薬を塗布して約3分間待ちます。
3. 麻酔薬の洗浄
約1分間かけて、歯肉に塗布した表面麻酔薬を綺麗に洗い流します。
4. ホワイトニング剤塗布
ホワイトニング剤を歯肉に塗布します。(約1分間)
当院では、フェノール薬液を使用しています。
塗布している間に歯肉の変色が始まっているのが分かります。
5. ホワイトニング剤の中和
無水アルコールでフェノール薬液を中和し、ホワイトニングを終了します。
(約1分間)
6. 歯肉の変化
上から順に
実施直後、実施後3日、実施後1週間の歯肉の状態です。
実施直後に白くなっている部分が、3~7日経つとかさぶたのように剥がれて来ます。剥がれた下には新しい歯肉ができておりますので、歯肉が色素沈着前のピンク色に戻ります。
黒ずみが残っている場合は、再度ホワイトニングを行います。
歯肉ホワイトニングの効果と持続期間
歯肉ホワイトニングの効果には個人差がありますが、ほとんどの方は色素沈着部分が薄くなったり消失したりします。同じ患者様の場合でも歯肉の部位により異なった色の変化をすることもあり得ます。
また、ホワイトニングを行った歯茎も、2~3年たつと実施前の色に戻ると言われております。特にタバコやコーヒー、紅茶、お茶、カレーなどの刺激物が黒ずみ(メラニン色素沈着)の主な原因ですので、これらを頻繁に摂取される方は多少戻りが早くなります。
綺麗な歯茎の色を持続させたい方は定期的なホワイトニングをおすすめ致します。
適応症・禁忌症
歯肉ホワイトニングに適する症状(適応症)
- メラニン色素の沈着による歯肉の黒ずみ
歯肉ホワイトニングを行ってはいけない場合(禁忌症)
上記記事は、
吉祥寺セントラルクリニック
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-4-18-5F
TEL:0120-203-640
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